取扱説明書
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みなさん、ちゃんと読みますか?

実は本日から、今まで乗っていたのとは違う車に乗ることになり、
その車の使い方を確認しておこうと、車の持ち主に取説を要求しましたところ、
「取説?読むの?」と聞かれたので、逆に「え?読まないの?」と聞き返したのですが
取説を読まない人が結構いる説が浮上したのであります。

私はとりあえず、間違った使い方をしたくないとの思いから、
新しい製品を触る前には、なるべく一通り目を通すようにしています

取説は、弊社でもコンシューマー製品を開発するようになってから
営業、ソフト、電気、機構、社員総動員で作成しています。

取説がないと、お客様が手に取ったとき、使い方が分からなくて困るだろうと思うからです。

といっても、弊社の製品は、多くてもボタンはひとつかふたつ。
電源の入れ方やアプリの使い方などを記載するだけなのでA4サイズ1ページで十分です。
たったそれだけの取説を作るのにも、お客様が間違った捉え方をして壊してしまわないよう注意を払って作っています。

ですが、車の取説はたいていの小説の分量よりも多い
そんな複雑な機能をたくさん有した車を、
車購入時にディーラーさんからササっと教わっただけの情報だけをもとに使うなんて
私としては大変勿体ないと思うわけです。
なんといっても、取説というのは、小説よりも断然ためになることが書いてある、読み応えのある読み物なのです

注意事項や禁止事項も書いてあります。
smartphone_otosu_wareru
「落としたら壊れます」
なんていう基本的なこともちゃんと書いてあったり
Technisch
「分解しないでください」
というような、安全に関する記述もあります。

取説を読まなかったがゆえに、不便な思いをして使用している人がたくさんいることをご存知でしょうか?
軽い力で動かせるはずのところ、力の加え方を間違ったために壊してしまったり
なんのボタンなのか分からず、一生使わなかったり・・・
「こんな機能があればいいのに・・・」と考えていたら、実はその機能ありました。なんてこともザラです。

エンジニアが心を込めて設計した製品を世に送り出すとき・・・
取説はその機能を最大限に生かすために、製品と同じくらい、
いやそれ以上にと言っても過言ではないかもしれません
それはそれは念入りに、心を込めて作られています。
取説を作るための部署が用意されている場合もほとんどです。
「どんな絵を入れたら分かりやすいかな?」「言葉の使い方は適切かな?」
ひとつのことを説明するために、たくさんの人が関わります
図面を簡略化して載せるのにも、どういう絵がいいか考える人や
その図を作るためにもエンジニアが作業したり、デザイナーが作業したりして
最終的にそれを配置する人もまた別にいたりします。

そういった角度から、取説を見てみると、また違った印象で読むことができると思います
ぜひぜひ、取説をフル活用して快適に製品の魅力を最大限に生かして使っていただきたいなと思います




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